04STAFF

新谷 剛史

Araya Takefumi

ストラテジー グループ

秋田県出身

2001年 入社

論理から実践へ

この業界に入る直前まで、学問の道に骨を埋めるつもりでいました。しかしその頃から、机上の空論には違和感しか感じませんでしたので、学者さんの道は向いていなかったのだと思います。
ふとしたきっかけで、ある企業の情報システム部に入ったのが2000年。その翌年、セカンドファクトリーに入社しています。プログラム・デザイン・総務・営業と、さまざまな部署で経験を重ねるうちに、論理を知ること以上に実践することがもっとも大切である、と考えるようになってきます。

技術力と同様に大切な、技術を伝えるチカラ

10年以上経験したエンジニアから営業部門に移動したのは、実践することと同様にわかりやすく伝えることが大切であると感じたからです。スキルの高いエンジニアは多いですが、何をやっているのか、技術を知らない人にも理解できる言葉で表現できる人は、本当に少ない。容易に理解できる表現、そして、そういったことができる人材を育てたいと思ったのが、移動のきっかけでした。営業に行っても、セミナーで講師を担当しても、専門的な用語や難解な言葉は使わないようにしますが、慣れないと意外と難しいことなんですよね。つい、専門用語が出る。

業界変化の一端を担う人材を育てたい

IT業界は、ハンドメイドの車を作っているメーカーの中から、量産メーカーが生まれ始めたような状況である、と考えています。素晴らしいものを作る技術力は、もちろん大切です。しかし、魅力を的確に顧客に伝える営業の存在も、量産される車を、目的にあわせてキャンピングカーやスポーツカーなどにカスタマイズする力も求められていますし、そういう会社っていっぱいありますよね。量産化された車がもたらした生活の変化のように、我々の業界が優れたサービスを生み出し、使い方を的確にアドバイスできる「弟子」を育てることを、目標としています。

伝えたい人も、作りたい人も

クライアントサイドで処理されるAjaxのエンジニア、顧客の真の要望を引き出し開発者に伝える力のある営業、数多く有るサービスの中から適切なものを選び提供できるアドバイザー、今後業界の中で求められる人材のうち、私がノウハウを伝えることができるのは、この3分野です。技術力だけで見ると一番弟子に負けつつありますが、考え方では未だ負けていないと、思っております。お客様に「御社にお願いしたいんです」と言っていただけるような仕事をしたい方、柔軟な発想ができる方と一緒に仕事ができると良いな、と思っております。