IPAT スマートフォン版投票サイト / JRA(日本中央競馬会)様

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インターネットを利用して馬券投票を行う、IPATシステムのスマートフォン版サイトの構築を行いました。
セカンドファクトリーは技術選定のサポートからスマートフォン版投票サイトのユーザー体験設計、ユーザーインターフェースデザイン、インターフェース開発を担当しました。

どういう悩みがあったか?(なぜその仕組になったのか)?

JRA様のインターネット投票サービスのメインターゲットはPC、フィーチャーフォンでしたが、近年のスマートフォンの利用者増加に伴い、スマートフォン利用者に向けたサービスレベルの向上を目指した新しいインターフェースの開発に取組まれました。
それまでのインターフェースはスマートフォンに最適化されていなかったため、スマートフォンから投票を行う方は、PC用の画面を操作しなければならず、必ずしも快適な投票体験ではありませんでした。

アプローチ・解決策

公共性の高いサービスのため、iOS/Androidの最新バージョンだけでなく、複数のバージョンに対応する必要がありました。また、システム面では改造範囲を押さえつつ、既存のPC向けサービスと共存できる構成にする必要がありました。

デザイン面からのアプローチとして、各プラットフォームのUIガイドラインを参考に、UIの指針となる方針を策定しました。また、検討の初期段階からスマートフォンの実機で操作感が確認できるモックアップを開発し、クライアント共に要件、デザインを詰めていきました。

システム面からのアプローチでは、既存のPC向けサイトの構成を把握し、既存システムと親和性の高いJavaScriptライブラリを調査、提案しました。API通信仕様などバックエンド側の処理に影響が大きい部分に関しては、クライアントとともに合宿形式で仕様を詰め、既存システムに極力影響がなく、かつ、スマートフォンに最適化されたUIを実現できる構成を定義しました。

結果(でどうなったか?)

スマートフォン利用者のサービス満足度向上